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検証 免疫信仰は危ない!―「がんビジネス」の実態に迫る |代替医療問題取材チーム

検証 免疫信仰は危ない!―「がんビジネス」の実態に迫る検証 免疫信仰は危ない!―「がんビジネス」の実態に迫る
代替医療問題取材チーム
南々社 刊
発売日 2004-02


趣旨はすばらしいが、騙される原因は根深く、これで被害者を救えるか... 2007-12-27

『免疫』が漠然とした概念を指すことを逆手にとって、怪しい業者がはびこっている。患者は効果の不明なアガリクスなどに数十?数百万円も支払わされている。本書は、これらを代替療法として位置づけ、それで利益を得ている業者や懐疑的な立場をとる医師へのインタビューを中心とした取材情報を対談形式で掲載している。



タイトルにあるように『インチキ悪徳業者に騙されるな』という趣旨には100%同意する。また、事実を脚色なしに、かつ双方の立場に対して平等に掲載している点は情報書としても非常に秀逸である。懐疑派の医師の話も筋が通っていると思う。しかし、本書の目的が被害者に啓蒙することであるはずなのに、対談を平等に掲載しているだけであれば、読者にそれが伝わるかはわからない。金儲けを意図する業者の姿勢や言葉は非常に紳士的で、業者自身が本気で効能を信じているようにも見える。結果的には詐欺と変わりないが、騙されたと思う患者がいる一方、後悔はしていないという者もいて、問題の難しさが露呈する。また、免疫のシステムや問題点は科学に疎い読者には難しく、正論のような詭弁を使う代替医療賛成派の医師の『藁をもすがるような患者を見捨てない』という言葉に騙される可能性を危惧する。つまり、難しい部分を読み飛ばしてしまうと、賛成派の言葉が心に響いてしまう可能性もあると思う。業者の言葉は一貫性がなく、論理のすり替えをしていることがわかるが、多くの患者はそれがわからないからこそ騙されているのではないだろうか。そうであれば、賛成派と反対派の意見を平等に記載するのではなく、編集部が明確なメッセージを発するべきと思う。



小生は代替医療を臨床試験もデータもとらずに行っている某病院の姿勢には反対であり、編集部の趣旨に賛成だが、患者が騙されている根本的な要因を考え、怪しい者を明確に糾弾する内容にすべきと思う。したがって、厳しいとは思うが敢えて星3つ。


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検証 免疫信仰は危ない!―「がんビジネス」の実態に迫る は必読の書といって過言ではないでしょう。
あなたに必要な知識がこれでもかと詰め込まれた一冊です。

一見、難しそうに感じるかもしれませんが、そんなことはありません。
読んでいただければわかりますが、非常にわかりやすい表現で書かれた本です。

検証 免疫信仰は危ない!―「がんビジネス」の実態に迫る の一冊を読んでいるかいないかは、今後のあなたの人生に大きな分岐をもたらすかもしれません。
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